【読書記録】自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング

「自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング」を読みました。

リスキリングとは、『全く異なる業務を行うために必要な新しいスキルを獲得するプロセス』のこと。
自分が思っていたのは、今持っているスキルをさらに向上させるもの(アップスキリング)であり、これとは異なるものなんだということを、この本で知りました。

そもそもなんでこの本を読んだのかというと、だんだんと仕事に楽しみを見いだせなくなってきていて、別の仕事とか異動、転職いろいろ考えたときに、リスキリングってどんなものなんだろうと思いこの本に出会いました。

最近では会社が学習サービスと契約して、自由に自分のスキル向上に使っていいよ、っていう会社が増えていると思います。
自分の所属している会社も「Udemy」と契約しており、たまに活用しています。
ただ、学習機会の増加はいいけど、会社から何を学習してほしい、といった指示がないと、個人的な興味に基づいて業務に関係ないものを学習し、時間が経ったら忘れてしまうことが多いと書かれており、確かにそうだなと思いました。
一応会社の指示でしたが自分もAWSの資格取得のためUdemyとかで勉強をしたのですが、結局業務ではほとんど使わなかったので、取った資格の更新をしなかったり、内容も全然覚えていなかったりともったいないことをしているなと思っていました。
なので、新しいスキルの学習をする場合は、業務に直結するもの、もしくは自分が今後携わりたい業務に通ずるものを学習するとよさそうです。

リスキリングというのは、「アンラーニング(学習棄却)」→「アダプタビリティ(適応力)」→「プランニング(未来予測)」→「リスキリング(スキル再取得)」のサイクルで進めるものです。
新しいスキルは「Udemy」のようなサービスや無料セミナー、Googleアラートなどを利用して、常に最新動向をアップデートする必要があります。
以下のようなサービスを紹介していましたので、今後自分も活用してみたいと思いました。
YouTubeが一番お手軽ですかね？

・Global Skills Initiative(無料？)
・Grow with Google(無料)
・Udemy(無料/有料)
・LinkedInラーニング(有料)
・Coursera(多分有料。ほぼ英語と書かれてたけど、今は日本語もありそう？)
・Schoo(過去動画は有料)
・YouTube(無料)

あとは、自分のスキルの可視化(スキル・アセスメント)を行って、スキルの類似性などを把握するのが良いらしいです。
確かに会社でもスキル・アセスメントやってたなぁと思い出しましたが、対して活用してなかったなと。
ちょっとずつ始めてみて、今後どうしていきたいか、その際にリスキリングをどう進めるかを考えていきたいなと思いました。